2005年03月19日

軍艦島という島がある

 通称、「軍艦島」と呼ばれた島があるのをご存知だろうか?
 正式名称は、端島。長崎県高島町に属する。長崎半島の先端から10キロほど北上した場所にある。
 外周1.2キロほどの小さな半人工島で、軍艦島と呼ばれるのは、その島影が軍艦「土佐」に似ていたからそんな名前が付けられたらしい。

 海底炭鉱から石炭を採掘し、産業の一端を担った重要な炭鉱のひとつだったが、エネルギー転換政策の煽りを受け、昭和49年に閉山した。

 ただの炭鉱跡地ではなく、ここでは当時の鉱山夫と、その家族が生活していた。居住地があり、学校もあった。
 炭鉱の閉山とともに、三菱マテリアル所有であったこと、島の産業は炭鉱以外に見出せなかったことなどから、炭鉱夫たちは島を出た。後に残ったのは廃墟である。

 しかし、この廃墟群は写真を見るだけでも壮観であり、またこれだけの規模の廃墟群は例を見ないこと、その他さまざまな理由から、世界遺産にしようという動きも出ている。

 正直、世界遺産になるかどうかは分からないし、歴史から言えば難しいと思われる。それに軍艦島が心に訴えるのは、「寂れ行く姿への哀愁」なのかとも思う。だとすれば寂れ行く姿があるからこそ、心に訴えられるのかもしれない。
 近代の産業が移り変わるにつれ、その時代の主役であった場所も過去のものになっていく。それは仕方ないことであるし、歴史はそうやって受け継がれてきた。その一時代の繁栄の歴史としてばかりでなく、そこに住んでいた人間の思いも、いまだに残されている。

 どう感じるか分からないが、ともかく写真を見てほしい。軍艦島という場所があったことを、忘れてはいけないのかもしれない。

軍艦島
軍艦島 ある島のお話〜長崎県の端島を知っていますか?〜
軍艦島特集
Gunkanjima photo Garelly
軍艦島を世界遺産にする会Hp
posted by Rinn at 06:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
そうきましたかw
そう、月チャの住んでいる町。
その海岸から見える島。30年ほど前まで、住んでいる人がいました。
あの島で最後に生まれた人がもう30歳になるのではんでしょうか?
たまにあたしのお店にお買い物に来てくださいます。
あたしの中のよい主婦仲間の同級生なんですけどね。
近くに見えながらもここに越してきて8年。
いつかは上陸して軍艦島というすべてを見てみたいと
思うのですが、なかなか(照
町内に、渡し舟をしてくれる所があるので、
そこで午前中に上陸申請をして許可が出ると
午後から決められた時間内で
島内を見学させてもらえます。

また、【海の健康村】という国民宿舎があるのですが
その前に観光船が出ている所があるので
それに乗船すると【軍艦島クルーズ】で
島の周りを観光遊覧できます。

どんなことを考えながら遊覧船に乗り
巡るのでしょうか。
遠い昔を懐かしみ思い出し思いにふけながら
その島を見てるのだろうか。

また、【軍艦島】は、ダイビングポイントとなっており
申請をしたら、もぐることができるそうです。
人間を知らない魚たちが潜ってきたダイバーに
近寄ってきてまるで南国の海にもぐっている感じがするそう。

また、ポイントによっては
昔、本当の軍艦に間違えられてミサイルを打ち込まれた
という【弾痕】も見れるそうです。

昔の人は言うそう・・・・。
あの島に住んで、働いて働いた仲間で和気藹々と
暮らしたあの時間はもう戻らない。
あのころが一番平和で幸せな時間だった。・・・と。

いろんな問題が取りざたされる世の中。
遠くに浮かぶ軍艦島は波しぶきにもまれながら
ひっそりと今も浮かんでいます。

夏になる遠方から大学生がレポートを書くといって
地元の人や、渡し舟の人。その軍艦島そのものに
触れて研究し存在自体の意味を考えてくれることがあります。

考えることに意義がある・・・。

そんな人たちの考えている中でいったい何が
言葉になっていっているのだろう。

りんちゃん。一度来てみんねw
一度目の前にある【軍艦島】を見ながら
自分を考えるということも良いことだと思うよw
Posted by 月駒 at 2005年03月19日 17:42
 地図を見て真っ先にびっくりしたのは、ほんとそれだったんだよな。島の多い長崎のどこかと思えば、姉の目と鼻の先。この世界はどこかでつながっているもんだねぇ。

 渡航はやはり許可制なのか。
 無人になってから31年だから、まだ思い出として残っている人もいるはず。

 正直、軍艦島は今、何のために存在しているのか考えると、複雑な思いが巡る。
 日本の経済成長を支えた産業の跡。
 かつて生活していた思い出。
 もはや生み出すことのない場所。
 新しく生み出す「思い」

 島についた時、きっとその答が見つかるんだと思う。
 いつかは行ってみたいねぇ。
Posted by Rinn at 2005年03月19日 22:24
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